医師のご紹介

松野 正 理事(まっちゃん)
美しい華麗な手術は、かつての研修医の憧れの的であった。北大時代は小児グループに属し、難しい幼小児の形成手術にも取り組んでいた。
尿路の発生に関する世界的実績をもち、業績は、米国の教科書にも掲載されている。
現在は週数日、当院外来のお手伝いを頂いているが、臨床医としてのたたずまい、未だ豊富な勉強量には頭が下がるばかりである。
ご夫婦での登山が趣味。日本百名山制覇を目標に、ますますお元気である。

谷口 光太郎(たにやん コータロー)
前立腺の内視鏡手術では北大系では右に出る者がいないほどの実績を誇る。
排尿障害外科治療のエキスパート。腎不全にも詳しい。オートバイ国際A級ライセンスを持ち、かつてはランキング保持者であった。今、その情熱は太極拳に注入されており、新たな世界でも、同様に高みを極めつつある。
風貌もまさに仙人である。
現在の出番は週数回の外来診療のみとなり、寂しくはなったものの、スタッフを和ませてくれる親父ギャグは健在である。

南谷 正水(なんちゃん)
「石の南谷」として北大関係者が一目置く存在。
彼の手にかかった腎結石は絶対に逃れられない、とまで言われた伝説が残っている。
尿路結石の内視鏡外科治療の重鎮。スポーツ万能で多趣味人。当院忘年会定番の「南ちゃんバンド」でドラムを叩く。北大医学部アイスホッケー部創設者の一人。ゴルフ、テニス、ヨットと何でもこなす。
現在、札幌選抜アイホシニアチームのゴールを守っているそうで、その体力にはただただ感服する次第である。

関 晴夫 理事長(はるおちゃん)
北大腫瘍研究グループ出身で、腎腫瘍の研究実績あり。
尿路性器腫瘍の手術実績は院内最多を誇り、現在は外来にて、がん患者さんの診療を最も多く担っている医師の一人である。柔和で誠実な人柄から、患者さん方の信頼は絶大である。
実は運動神経万能で、ゴルフ、卓球、テニスなどは院内トップレベル。毒舌をほどよく混ぜた話術、ユーモアが秀逸な酒豪。美声の持ち主でもある。仕事以外でもソフトに病院を引っ張っている。

飴田 要 理事・院長(あめちゃん)
間質性膀胱炎や尿失禁、排尿障害などの専門性の高い分野を得意とし、関理事長とともに外来診療の中心。
腎不全や血液透析も担当している。かつては、担当手術も多種多彩であったが、最近は長い手術を積極的に後輩に譲っており、いささか評判がよくない。
院長就任後、雑用が増え、内外ともに多忙。北大非常勤講師。個性と才能の濃い当院にあっては最も芸風が地味な大酒呑み。最近の憂さ晴らしはギター、庭の雑草取り、焼き鳥屋探訪。

奥山 みどり 理事・麻酔科部長(みどりちゃん Gせんせい)
当院の全身麻酔を一手に引き受ける頼もしい女性麻酔科医。
年間千例近い手術の大半を受け持ち、臨時手術にも嫌な顔一つせずに対応してくれる。
手術部スタッフはもとより、口うるさい泌尿器外科医たちの信頼は絶大である。
当院にとってはほとんど絶対的存在であり、女神さまである。
ご主人も麻酔科医のおしどり夫婦。ワインに詳しく社交ダンスが趣味。
ダンス練習中くらいは平穏な時が流れてくれれば良いのであるが。

古野 剛史 理事・副院長(つよぽん)
小児の病気から、腎尿路内視鏡手術、尿失禁、腎不全、がん治療など、実に守備範囲は広く、特に腹腔鏡手術はエキスパートである。透析シャント血管手術の技術レベルもかなりのものである。
いつも賑やかで人一倍エネルギッシュであるのに、体力のなさを過剰にアピールするのが彼らしい。
定番のぼやきは看護婦さんの不評を買っている。
幅広い知識は家電から株価に及ぶ。恐妻家を自負。最近は息子さんの口達者ぶりに閉口している。

三浦 克紀 理事・副院長(かつき)
小切開手術認定医でエキスパート。
腎臓がんや前立腺癌などに対する手術成績は素晴らしく、その手技は実に繊細である。
最近では、尿路結石の内視鏡手術にも卓越した才能を発揮しており、今や「石の三浦」である。
常に沈着冷静。一見クールでぶっきらぼうだが実は熱い。頭の切れる優しい男である。しかし、目覚めは機嫌が悪く、特に朝は要注意である。
趣味はテニスと畑仕事。休日は田舎暮らしを満喫し、自給自足の将来を夢みているらしい。

前田 啓介(けいすけ)
令和5年4月より仲間に加わった期待の新人。
北大医テニス部OBで三浦Drの後輩にあたる。すべてに積極的で、日々進化が著しい。
すでに当院の癌治療手術、結石手術の主力であり、外来能力も高い。
人格的にもバランスよく、かつ、多趣味。お酒も好きだというが宴席で乱れることもない。
ギターなどの楽器もこなし、忘年会での活躍が期待されている。若くして国際学会デビューを控えている北大腎移植グループのホープ。
今のところ、非の打ち所が見当たらないのが欠点か。
文責:飴田 要